はじめての方はこちら。
前回。
※直接母乳育児に関する内容ではありません。
この頃は赤ちゃんが静かに寝ている時すら心配になり、息をしているかを確認したり、赤ちゃんの【死】に怯えていました。
赤ちゃんは少し体重の増え方が少なかったものの、健康状態は良いと言われていたのに。
実家から自宅に戻り、主に育児をするのが私だということに変わりなくても、本当に私一人の判断ミスで赤ちゃんを死なせてしまうという現実に恐怖した瞬間です。
私が間違った育児をしていても、誰にも指摘をしてもらえないことが怖くて仕方ありませんでした。
赤ちゃんに泣かれると、なぜ泣いているのかがわからないので、酷く動揺しました。
断末魔の叫びの様に聞こえるというか、苦しみに悶えているように聞こえるというか。
授乳の隙間時間に家事をしようと思ってもなかなか進まない、上手くいかない。
抱っこ紐をして家事をしようと思ったこともありますが、うまくつけられず、結局疲れただけで時間を無駄にしてしまったことは何度もありました。
初めての家事と育児の両立なので、うまくできなくても何ら不思議ではないのです。
特に私は不器用なので。
だけどそれを差し引いても、どれだけ器用な人でも育児と家事の両立は無理があります。
以前数分で出来ていた作業が数分で終わるか、何時間も終わらないかは運次第なところもあるかと。
家事を溜めてしまったら、数日以内に自分が自分の尻拭いをすることになる。
毎日必死だったあの頃は、『今日時間がない為に出来なかったことが、明日急に時間が出来て、出来る様になるわけない。』と思っていたし、事実そうだったと思います。
とにかく『家事を溜める事』が怖すぎて、毎日溜めない様に必死にしていました。
もう少し『この時期は省いても問題ない家事』はあったと思います。
でも、ちゃんとしたかったんです。
『赤ちゃんがいても整った家を維持することができる。母乳が出るからミルク代も不要。節約上手。』な出来た母親・妻になりたいと思っていました。
あれから5年以上経ち、今はもうあきらめています。
毎日お惣菜が大活躍。
料理をする時には、割高でも便利なカット野菜やカットお肉を利用します。
食洗器・衣類乾燥機・布団乾燥機が大活躍の毎日です。
続きます。