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10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」を読みました。
著者は森山至貴さん。
社会人になってから特に、女性の生きづらさをヒシヒシと感じています。
これから生きやすくなるヒントがほしくて買った本です。
この本には女性がいわれたらモヤモヤしそうな言葉がたくさんのっています。
自分の心のあり方を整理したいときや、相手に不快に思った理由を伝えたいときにも、助けになる本だと思います。
たくさんある言葉のなかで、少しだけ紹介します。
それぞれの言葉の感想は私のものです。
著者の森山さんはもっとわかりやすく、言葉に含む意味などを分析されています。
なんで旦那さんが稼いでいるのに専業主婦にならないの?
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
女性の人生は結婚した男性によって決まると言われてるみたいな気がします。
その女性の仕事を軽視されているみたい。
言いたくないけど専業主婦って無職なんですよ。
無職になることは怖いです。
配偶者だけに収入を依存するなんて、危ない橋を渡ることになると思いませんか。
簡単に言わないでほしいです。
男には支えなきゃいけない家族がいるからね
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
まるで男性だけが苦労をして家族を支えているみたいな言い方。
女性が一方的に男性に支えてもらってるわけじゃないのに。
本と関係ない話してすみません。
男は度胸、女は愛嬌でしょ
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
男性が怖い顔をして仕事をしていたり、不機嫌をまきちらしても許されるけど、女性がそれをすると、とんでもないキツイ女扱い。
女性はいつも穏やかにニコニコしていろと。
愛嬌を女性だけに強いるのはやめてほしいです。
女性にも度胸いるし。
最近はフキハラって言葉をよく聞きますよね。いつも笑顔でいる必要はないけど、フキハラは男女関係なくだめ。
女性だからじゃなくて、努力が足りないからじゃない?
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
キャリア官僚に女性が少ないという話をしているシーンでの言葉。
今って朝から晩まで仕事に打ち込める人しか政界進出がむずかしい社会ですよね。
家庭のことは昔の名残りで女性に負担が偏ることもあるそうですし、結婚して子どもを望めば、妊娠・出産をするのは絶対に女性。
女性はスタートラインが男性のそれよりうしろにあって、男性のスタートラインまでたどりつく努力が必要だと思っています。
努力が足りないと言われても。
あと、男尊女卑思考の人がいまだにいるみたいですし。女性蔑視の失言のニュースとかみると思っちゃう。
本と関係ない話してすみません。2回目。
他にもずるい言葉がたくさんのっています。
女の子なんだからそんなことしなくていいよ
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
主婦だからこそできることですよね
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
女の子に淹れてもらったお茶はおいしい
10代から知っておきたい女性閉じこめる「ずるい言葉」より引用
これらなんて、女性を尊重しているからこそでる言葉のようです。
その言葉のうらではどんな意味を含んでいるのかはいざ知らず。
でも、言った方はいじわるで言っているわけじゃないと思うんです。
本当はいじわるな人ではないのに、その言葉がけがきっかけになって、そういう人だと誤解をされてしまうは悲しいですね。
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10代から知っておきたい 女性を閉じこめる「ずるい言葉」 [ 森山 至貴 ] 価格:1,650円 |
同じ著者の方で、【10代から知っておきたいあなたを閉じ込める「ずるい言葉」】という本も出版されてます。
こちらも読みました。
それはまた機会があれば。
『男性を閉じ込めるずるい言葉』も出版されないかな。
たぶん私も男性に失礼なこと言ってると思うし、悔い改めたい。
そこから男性の生きづらさとかも知っていたいです。